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先日、ふきを初めて煮ました。
昔は母親が、結婚してからは義母が
いつもふきとたけのこの煮物を作ってくれたので
恥ずかしながら、自分で煮たことがありませんでした。
今はもう二人の美味しい煮物を味わうことができません。
当たり前だったものは
当たり前でなかったことを
春の食卓で思い知ります。
せめて作り方くらいは見て聞いておけばよかったのに
失ってから知る、かけがえのないものよ。
YouTubeを先生に、ふきの下処理をしました。
塩で板ずりをしてから、湯がくこと２~３分。
丁寧に筋を取りました。
なんてきれいな翡翠色。
春の美しさ。
先日いただいたたけのこと油揚げで煮ました。
こういうときに重宝するのが、
万能自家製合わせ醤油です。
なんてことない、
醤油：みりん：酒を1：1：1で合わせて、
ガラス瓶に入れておくだけ。
小さなガラス瓶に40ccずつ入れておくとちょうどいい。
５日くらいでいつも使い切ってるので、そのままキッチンに置いています。
ほとんどの和食は、この味付けでなんとか決まります。
煮物からブリの照り焼き、豚の生姜焼きまでなんでもござれ。
ブリの照り焼きは１枚につき大さじ１で決まり。
生姜焼きは２人前が大さじ３。
煮物は２人分でだいたい大さじ３．
ふきの煮物はちょっと甘めにしたかったので
砂糖を大さじ１弱加えたら、ちょうどよいお味。
この合わせ調味料は自分が考え出したのではなく(^-^;)
出所は、管理栄養士で料理家・前田量子さんの本。
夫の減塩対策のために買ったのですが、組み立てがシンプルで、
材料100ｇにつき調味料大さじ１で味が決まるというもの。
塩分は大さじ１杯で0.9ｇと決まっているので
塩分調整も簡単です。
![前田式[味つけ調味料]でおいしい減塩 調味料を混ぜるだけ！](https://m.media-amazon.com/images/I/41emhRYxG6L._SL160_.jpg)
この本で有名な方ですよね。kindleでは無料で読めました。
ほかにも中華味用、洋風味用の調味料があって
だいたいこの３個を予め作っておけば
１週間の献立がなんとなーくなんとかなってます。
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